101 COPENHAGEN × 清野光 | デンマークと日本の美意識が交わる、コラボレーションプロジェクトレポート
公開日: 2026年03月13日 (更新日: 2026年03月13日)
1|企画背景 ―「北欧デザインの器に、日本の自然観が宿るとき、空間はどう変わるのか」
本企画は、デンマーク発のデザインブランド「101 COPENHAGEN」と、フラワーアーティスト「清野光」による両者の世界観の交差を記録するプロジェクトとして企画されました。
会場となったのは、静かな光が差し込むBotanica Museum内の日本庭園。
101 COPENHAGENが生み出す彫刻的なアイテムは、北欧らしい静謐さと建築的なバランスを備えています。一方、清野光氏のフラワーデコレーションは、自然の生命力をそのまま空間に引き入れる力を持っています。

2|北欧と日本が出会い、生まれたもの
101 COPENHAGENは、北欧デザインの伝統を大切にしながら、日本の美意識や文化から大きな影響を受けているブランドです。
ミニマルで彫刻的なフォルム、空間に余白を残すデザイン、静かな存在感。それらには、日本の美意識に通じる「間」や「静けさ」「侘び寂び」といった感覚がどこか重なります。
北欧の造形美が生み出す余白と、日本の美意識が大切にしてきた間や移ろい。その二つが重なり合うことで、デンマークデザインの力強いフォルムの中に、日本の自然観が静かに溶け込んでいきます。

繊細でありながら大胆で、静かでありながら生命力に満ちている。そんな日本の美意識を大切にする101 COPENHAGENと、日本と世界でも活躍するフローリスト清野光とのコラボレーションによって生まれた空間の表情が、今回の撮影プロジェクトでした。
北欧のデザインと日本の自然観が響き合い、器と花、そして空間がひとつの風景として立ち上がる――それはまさに、北欧と日本の時間が静かに交わる瞬間でした。
3|これまでに見たことのない101 COPENHAGENの姿
101 COPENHAGENのアイテムが、まったく違う表情を見せていました。
デンマークデザインの構築的なフォルムに、日本の自然美が重なり、“物”から“風景”へと変わった瞬間でした。
フラワーベースだけでなく、テーブルやコンソールにまでデコレーションが施される。これまで想像したことのなかった世界でした。
・Bloom Vase

・Guggenheim Vase

・Submarine Vase

・Bloom Tray

・Temple Coffee Table


・Bakku Vase

・Offset Vase

・Bow Console


・Curve Bowl

・Duck Plate

・Duck Vase

4|静と動が交差する瞬間
撮影の場で印象的だったのは、清野氏の力強くもやわらかさもある佇まいでした。
花を選ぶ真剣な眼差し。枝を整える丁寧な手元。そして、花を愛でるやわらかな表情。
緊張感とやわらかさが同居するその姿は、まさに作品と一体になっていました。

一本の枝が器に添えられるたび、空間の空気が少しずつ変わっていく。
彫刻のような造形を持つ101 COPENHAGENのプロダクトが放つ“静かな存在感”と、清野氏の植物がもたらす生命の流れという“動き”。その二つが重なり合うことで、プロダクトと花、そして空間がひとつの景色として立ち上がっていきました。



5|greenicheが大切にしている「居場所」という思想
私たちが届けたいのは、「自分らしさを取り戻せる居場所」です。
テーブルやソファ、ランプはそのための手段にすぎません。それらを通して生まれる“空間と自分との関係”や“あたたかさ”こそが、私たちが届けたい本当の価値だと考えています。
LifePlace――それは、居場所を整えることによって、人の内側から始まる“豊かさの循環”。
そして、この思想は101 COPENHAGENを取り扱う理由にもつながっています。
大きな家具を揃えるだけでは、空間はまだ“居場所”にはなりません。
お気に入りのオブジェや花器、小さなインテリアを飾ることで、空間にその人らしさが加わり、はじめて「自分らしい居場所」が生まれていきます。
101 COPENHAGENのフラワーベースやインテリアオブジェは、デンマークデザインの建築的な造形に、日本的な余白や静けさを感じさせます。
それらは単なる装飾ではなく、空間に物語を生み出す存在です。

最後に。
北欧と日本。静と動。構築と自然。
今回のコラボレーション撮影は、101 COPENHAGENのアイテムにさらに息が吹き込まれた瞬間。101 COPENHAGENのプロダクトに新たな可能性を与えると同時に、日本の自然観が持つ力を改めて感じさせてくれる時間となりました。
その交差点に生まれた風景は、多くの人の心に残ることを願っています。
そして私たちは、これからも“モノ”の先にある居場所をお届けします。


